機動警察パトレイバー

アニメ機動警察の評価・口コミ・レビュー
swm459 50代 男性
(5.0)

1989年にオンエアされていたテレビアニメシリーズですが、つい懐かしくて全て視聴してしまいました。

舞台は当時は10年後となる1999年の首都・東京で、警視庁に通称パトレイバーと呼ばれる搭乗型の二足歩行式のロボットが配備されており、このパトレイバーの日々の活躍とそれを支える整備士ら裏方のスタッフの苦労話まで描いた作品です。

スポンサーとタイアップしてパトレイバーの玩具などの販売まで見据えた戦略の作品だとは思うのですが、今見返してみてもロボットヒーローもの特有のヒロイズムとは無縁で、地味で渋いリアリティ重視のストーリーは、正直メインターゲットとしたであろう子供向けとは言い難いものだと感じます。

むしろ今見てもパトレイバーを起動する仕組みに専用のソフトウェアのディスクを挿入する必要があるなど、インターネットやPCが普及していないこの時代に今みても違和感が薄い先進的な設定に驚かされます。

後の大ヒットドラマ・映画となった「踊る大捜査線」のモチーフになったと言われるだけあって、警察と言えど官僚組織であることの無情さや、部隊の拠点が置かれた湾岸の建物など、正にそれを彷彿とさせる原点とも言うべき道具立てがされています。